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敷金返還請求で内容証明郵便を受け取らない

目次

敷金返還請求で内容証明郵便を受け取らない

内容証明郵便による通知書も、受け取りを拒絶された場合は、意思表示が到達したことになりませんが、その場合はどうしたらいいのでしょうか。

敷金返還請求で内容証明郵便を受け取らない【内容証明郵便の特徴】

内容証明郵便の特徴は、相手方へどのような意思表示をしたか、を第三者である郵便局が証明してくれる点です。

ただ、意思表示は相手方へ到達したときに効力を発します。(到達主義)

相手方がこれを利用して、故意に内容証明郵便を受け取らない場合もあります。

相手方が受け取らない以上、郵便局は配達証明書が出せない為、相手方に意思表示が到達していないことになります。

敷金返還請求で内容証明郵便を受け取らない【特定記録郵便】

相手方が内容証明郵便の受け取りを拒絶した場合は、どのように対応したらよいでしょうか?

一つの方法として、内容証明郵便のコピーを「特定記録郵便」で相手方へ送付し直すことが考えられます。

特定記録郵便は、内容証明郵便のような配達証明書は出ませんが、相手方のポストへ直接投函されるので、受け取り拒否ができません。

そして、相手方のポストへ届いた時点で、意思表示が相手方へ到達したこととなります。

また、特定記録郵便の場合は、『相手方へいつ配達されたか。』の記録が残ります。

敷金返還請求で内容証明郵便を受け取らない【まとめ】

内容証明郵便による通知書も受け取りを拒絶された場合は、意思表示が到達したことになりません。

その場合でも特定記録郵便を活用することで、意思表示が到達したことを証明することができます。

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この記事を書いた人

行政書士 松村 元のアバター 行政書士 松村 元 綜合法務事務所君悦

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